ハーフラバープリント！染み込みとラバーの美味しいとこどり

ハーフラバープリントと聞くと、ラバーが半分のプリントということを想像されたのではないでしょうか？

答えはズバリ正解です。ラバーインクと染み込みインクを半分半分に混ぜたインクを使用するプリント技法です。

下記にてハーフラバープリントを詳しく解説しましたので、是非ご覧ください。

ハーフラバープリントとは？

染み込みプリントは生地に染み込む風合い。ラバープリントは生地の上にのったような風合い。その両方の特性を合わせたのがハーフラバーです。

柔らかさをだしつつも発色もよくしたい場合に使うプリント技法です。半ラバーとも言われます。

メリット	染み込みという名のとおり、生地に馴染み、柔らかい風合いを損なわないプリント技法です。
デメリット	ブラックやネイビーなどの色の濃いアイテムに染み込みプリントをすると、アイテムの色にインクが負けてしまい、プリントの色が沈んでしまいます。例えば、黒いTシャツに赤のマジックペンなどで落書きしたことを考えていただけると、理解していただけやすいかもしれません。

メリット	ラバープリントは色の濃いアイテムにも発色よくプリントすることができます。
デメリット	生地の上にインクがのっかるので、生地の風合いは損なわれます。

メリット	メリット・デメリットともにラバーと染み込みを足して２で割った感じです。
デメリット	メリット・デメリットともにラバーと染み込みを足して２で割った感じです。

上記写真は、黒色のTシャツに白インクでハーフラバープリントをしています。

見ての通り、生地色に影響を受けてグレーぽく見えます。この見え方が、色の濃いアイテムに対してのハーフラバープリントの見え方になります。

ハーフラバープリントでは、濃色生地にラバープリントほど発色良くプリントすることができません。

上記で説明したように、少し色の沈んだイメージになります。発色のよいプリントをご希望の場合は、ラバープリントをおすすめします。

生地の色にプリントが負けてしまうことが一概に悪いことではなく、下地の色を拾ってしまう微妙な色合いを好まれるお客様に人気の技法がハーフラバープリントになります。

どのような商品を作りたいか考えた上でプリント技法を選ぶことが、いい商品を作る上で非常に大切になってきます。

丸昇は提案型のプリント工場ですので、どのようなプリント技法がお客様の柄にあうのか？このようなことはできるのか？など、どんなことでもお答えしますので、お気軽にお問い合わせください！

下記にて詳しくインクの解説しています。

ハーフラバープリントをスウェットやパーカーなどの生地の厚いアイテムにプリントしたあとで、ボールウォッシュをすることで、下記写真のような古着っぽい商品を作ることができます。

下記に当てはまる場合は別途お見積もりになります。

柄サイズ	価格（1版あたり）
横34.9cm ✕ 縦39.9cm 以内	8,000円
横40cm ✕ 縦50cm 以内	10,000円

Tシャツ代、プリント代、版代コミコミで1枚あたり