クラックプリントは古着のようにプリントの表面が割れたインクを再現した技法です。
データ(デザイン)でひび割れさせるのではなく、インクの配合と職人技でプリントすることで、1枚1枚違ったひび割れ方になるのが、このプリント技法の特徴です。
丸昇のクラックプリントはデータで作ったような嘘くさい「古着風」のプリントではなく、限りなく本物に近いプリントを再現しています。
そんなクラックプリントについて詳しく説明しました。
目次
クラックプリントは丸昇で改良したオリジナルのインクを使用することで、古着のようなプリントの経年劣化を表現することができます。また、着込んでいくことでさらにリアルに割れていくのも特徴です。
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クラックプリントに加工(製品染めやバイオ加工など)を加える事で、まるで本物の古着のような商品を作ったり、雰囲気のある商品を作ったりすることもできます。
下記画像は丸昇で商品化した、クラックプリントの一例です。


多色プリントの場合、アメコミの古着のような雰囲気になります。
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こんなに加工感あるプリントなのに、通常のプリント単価より少しだけ高い工賃でプリントすることができます。
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- 古着のような商品を作りたい
- データで作ったような嘘くさいヒビ割れは嫌だ
- なるべく安価に、でも加工感あるプリントがしたい
クラックプリント後にインク部分を割る作業をすることで、インクがヒビ割れます。ヒビ割れ方は生地の種類等によってかわります。特に指示がない場合は手割りにて進行いたします。
また、洗をすることでよりリアルな古着感を演出することができます。洗いをする場合は商品が縮みますのでご注意ください。(商品によってはワンサイズ以上縮む場合があります。オーガニック素材、編地の目が粗い素材などは特に)
洗いをすると | 手割りのみ | |
メリット | リアルな古着感になる | アイテムの縮みを気にする必要がない |
デメリット | アイテムが縮む | プリント周りの生地が伸びる場合がある |
コスト | 洗い代が別途かかる | コストを抑えることができる |
- インクの特性上、細かい柄や細い線は表現できません。
- アイテムのカラーよりもプリントカラーの色が濃い場合はヒビ割れ感がわかりにくくなります。近くでよく見ると割れているのはわかります。
- 洗いをするたびにヒビ割れ感が強くなっていきます。(より馴染むという表現でもあります。)


枚数 | 1色 | 2色 | 3色 | 4色 | 以降、1色増えるごとに下記料金追加 |
30〜39枚 | 450円 | 520円 | 590円 | 670円 | +70円 |
50〜59枚 | 350円 | 400円 | 450円 | 500円 | +50円 |
80〜89枚 | 300円 | 350円 | 400円 | 450円 | +50円 |
※ 300枚以上〜 特別価格にてお見積りいたします。
下記に当てはまる場合は別途お見積もり(アップチャージ)になります。
- 特別な素材の場合(ポリエステル100%やシルクなどは不可となります)
- マスキング等が必要な場合
- プリントが縫製箇所にかかる、または、ギリギリの場合
柄が大きくても小さくても横40㎝x縦50㎝に収まるサイズ | 1版 7000円 |
柄が横40㎝x縦50㎝を超える場合 | プリント不可 |
クラックプリント1色でTシャツを作った例

枚数 | 30枚 | 50枚 | 80枚 |
プリント単価 | 450円 | 350円 | 300円 |
版代 | 7,000円 | 7,000円 | 7,000円 |
Tシャツ単価 | 310円 | 310円 | 310円 |
合計金額 | 29,800円 | 40,000円 | 55,800円 |
1枚あたり | 993円 | 800円 | 697円 |
- 別途消費税・送料がかかります。
- 最安アイテムの場合の価格例です。その他最新のアイテム価格はこちら。
クラックプリント3色でTシャツを作った例(手割り代込)

※5001 ハイクオリティTシャツを使用した場合
枚数 | 30枚 | 50枚 | 80枚 |
プリント単価 | 590円 | 450円 | 400円 |
版代 | 7,000円✕3 | 7,000円✕3 | 7,000円✕3 |
Tシャツ単価 | 310円 | 310円 | 310円 |
合計金額 | 48,000円 | 59,000円 | 77,800円 |
1枚あたり | 1,600円 | 1,180円 | 972円 |
- 別途消費税・送料がかかります。
- 最安アイテムの場合の価格例です。その他最新のアイテム価格はこちら。